２０１４年６月２０日～２２日まで、当社のお客様と一緒に、ソウルに行き、
Ｊｏｙカップ輸入元のソウルメディカル社の社長たちと会ってきました。
ソウルメディカルには、当社だけのために横にも吸い口をつけた『Ｊｏｙカップ』を作ってもらい、
１セットずつ、日本のお客様に送ってもらっています。
起業以来７年間、本当に本当にお世話になっています。
最近、社長も先代の息子さんに変わり、
初めてお目にかかりました。
まだ３３歳とのことですが、素晴らしい！の一言です。
大学に入ったけれど、専攻に興味を持てなくて退学し、
徴兵で軍隊に入り、そこで勉強したいことが見つかって、
軍隊でこっそり大学受験のための全科目を勉強したそうです。
もちろん、そんな人はまわりには誰もいなかったし、
理不尽な軍隊で学んだことは、「克服できないことは楽しめ」ということ。
そして、希望する大学に入り、必死で勉強し、オールＡで卒業。
会計士になるつもりだったけれど、カッピングの素晴らしさに気づいて、
お父さんの会社を継いだとのこと。
心からカッピングを愛し、自分の会社の製品のすばらしさを確信しているんです。
私が、韓国の他のカッピングの会社を、ライバル社と言ったのに対して、
彼は、ライバルではなく、一緒にカッピングの素晴らしさを広めていく同志だと言いました。
彼のスケールの大きさに、私は自分の小ささを恥じました。
そして、通訳をしてくれたのが、そんな彼を見込んでサポートしていて、
京都大学に国費留学していた方。
その彼がまた、とんでもなく凄くて、世界をまたにかけてビジネスをしており、
日本の政治・経済その他、あらゆる方面への洞察力たるや、溜息ものでした。
１日半一緒にいただけなのに、当社のお客様と４人で、
英語・日本語・韓国語が飛び交い、それぞれの人生の深い話になり、
こういう方たちとご縁をいただき、国境を越えた信頼関係でビジネスを続けていける幸せを痛感いたしました。
（追記）
その後、２０１５年に電動ポンプ＆電動スライドカッピングを共同開発し、
製造して、
今や世界各地に売っています。
開発が大好きで、さらに改善を重ねています。